角川グループは2008年2月以降、YouTubeに独自のチャンネルを開設し、アニメなどの動画を積極的に公開してきた。6月1日には「ウォーカーチャンネル」をリニューアルし、全国7エリアに対応する公式チャンネルを展開。8月末まで各地のグルメやイベントに関する動画公開を開始するなど、YouTubeと連携した本格的なキャンペーンを実施する。
このキャンペーンの一環として、一般ユーザーの投稿動画を募る「夏の動画投稿ドリームキャンペーン」を開催。街のオモシロ動画のほか、グルメ、ペット自慢、花火大会、イケメン店員や看板娘、オリジナルダンス、フラッシュムービー部門など、バラエティに富んだ10部門を設け、6月10日から8月31日まで実施する。キャンペーン期間中の動画投稿数の目標は10,000件。角川グループの各雑誌やWebサイトで強力にプッシュしていく。
内容照会を経て一定回数以上閲覧された投稿動画には、映画鑑賞券のプレゼントなどがある。また、作品が著作権を侵害していないかを確認するため、YouTubeが開発した動画検知システムを利用して、自社作品(アニメなど)が含まれる投稿動画のすべてをチェックするとしている。
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