ビジネスにデータを活用しているはずなのに、売上や利益など成果につながっていない──そんな課題感を持つ方は少なくありません。
不足しているのはデータ活用の手法ではなく、データから利益を生み出す「利活用」の視点。では、いかにしてデータを利活用すればいいのでしょうか。
そのために必要な知識とスキルを解説した書籍が、MarkeZineを運営する翔泳社から3月9日(水)に発売した『データ利活用の教科書 データと20年向き合ってきたマクロミルならではの成功法則』です。
著者はマクロミルで様々な生活者データを用いてマーケティング支援事業を行っているコンサルタントの渋谷智之さん。図解と具体例が豊富で、データの利活用に欠かせないノウハウが体系的にまとめられています。
本書では何から学べばいいのかを順に説明しており、ロジカル・シンキングや仮説思考などの考え方を押さえたあと、データ収集や分析の方法を解説。データ統合基盤やレポーティングとプレゼンについても紹介しているので、1冊読めばデータから利益を生み出すための一連の流れが掴めるようになっています。
現場でデータの集め方や使い方に悩んでいるとき、あるいはデータ人材を育成したい場合にも参考になる内容です。
目次
第1章 日本におけるDX、データ利活用の現状
第2章 データ利活用に必要な知識・スキル
第3章 マーケティング
第4章 ロジカル・シンキング、ロジカル・コミュニケーション
第5章 仮説思考
第6章 問題解決ステップ
第7章 データ統合基盤・データ活用規制の動き
第8章 リサーチを活用した1次データの収集
第9章 データ分析
第10章 レポーティング&プレゼン