電通デジタルは、DXによる企業の事業モデル変革支援事業をさらに強化すべく、2022年1月に「トランスフォーメーション領域」を新設し、DXスペシャリスト420名体制で運営を開始した。同領域は設立以来約6年にわたり推進してきたDXおよびデータテクノロジーコンサルティングの専門部門を統合改編したものだ。
同部署は、事業構想を絵に描いた餅で終わらせないために「イネーブラー(新たな社会を構想し具現化する人)」と定義。クライアント企業ごとに専門チームを組成し、プロジェクトごとにビジネス×体験×ITを統合する知見を持つトランスフォーメーションディレクターが伴走する。
これにより、電通の組織をまたぐ共通言語となる優れたサービスや顧客体験の創造と、その橋渡しとなる新たなプロセスやテクノロジー基盤のデザインや導入をワンチームで行い、既存事業の進化と高度化と自社らしい新規事業創造といった「両利きの経営」の実現を目指す。
【関連記事】
・電通デジタル、Webサイトの情報過多などを解決する「UI/UX Diet Circuit」を開始
・電通デジタル、デジタルサービス開発を行うための実践型研修プログラムの提供を開始
・電通デジタル、UXに強い組織づくりのノウハウを型化した「UX組織開発プログラム」を提供
・デジタルネイティブ世代の「自己表現消費」傾向が強化/消費行動3フェーズの特徴【電通デジタル調査】
・電通デジタルとアサヒビールが合弁会社「スマドリ」を設立 デジタルでお酒の飲み方の多様性を推進