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発話量と実店舗の販売に貢献!花王エッセンシャルのトレンドテイクオーバー活用術

1回目、2回目を経て出てきた改善点とは?

MZ:では、2回目のトレンドテイクオーバーの内容に関しても教えてください。

株式会社博報堂ケトル プラナー 小野寺 正人氏

小野寺: 2回目は「 #とろめきの髪のアリス 」で2021年の10月25日に出稿しました。前回よりも思わず突っ込みたくなる、目に留まるハッシュタグを意識的に設計し、1回目より広い層へのアプローチを心掛けました。また、今回はトレンドテイクオーバー用に動画素材を作成し、髪のとろめきやキメのそろった状態を訴求することを狙いました。

 ただ、1回目、2回目と実施する中で良かった点と改善すべき点が見えてきました。1回目と2回目で良かったのは、「ハートが見えた」など狙い通りの発話を促すことができ、一定数の方をキャンペーンに誘導できた点です。

 一方、改善すべきと感じたのは、狙い通りではない発話も一定量起きてしまった点です。具体的には、今回起用した女優さんとは違うアニメのキャラクターや作品など、異なるアリスで大喜利をするツイートが散見され、中にはバズったものもあり、狙いと少しズレが生じてしまっていました。

ブランドの会話につながるハッシュタグ設計を

MZ:多くの人にリーチできるがゆえに、狙い通りの会話を引き出す難しさもあるのですね。3回目はどのように改善したのでしょうか。

小林:3回目は2022年の1月18日に「 #パサつく季節に髪のキメ美容シリーズ 」で実施しました。これまでよりも商品にフォーカスしたハッシュタグで会話を促すことにより、エッセンシャル ザ ビューティに関する会話につなげたい狙いがありました。

画像:#パサつく季節に髪のキメ美容シリーズ ツイート

小野寺:1回目と2回目は誘導目的でしたが、今回はブランドの伝えたいことを多くの方に届けることを目的に行いました。トレンドテイクオーバーを実施する場合、気の利いたコピーワークが求められるように思いますが、今回のように訴求ポイントをシンプルに伝えるだけでも、効果的なのが今回の施策でわかりました。

西山:Twitter利用者の多くは、新しい情報を探したいというディスカバリーマインドセットを持っています。そのため、新商品に関する情報を届けても受け入れられやすいのです。

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トレンドテイクオーバーで実店舗の販売にも変化

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/04/05 10:30 https://markezine.jp/article/detail/38553

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