SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

LINE広告活用術(AD)

電通プロモーションプラスが最優秀賞を受賞!ファミマが高評価したLINE×店舗送客のプランとは?

 LINE社主催のパートナー企業向けプランニングコンテスト「LINE Planning Contest 2022」。今回で4回目の開催となった同コンテストでは、ファミリーマートのRFPへ企画を提案した電通プロモーションプラスが最優秀賞を受賞した。両社への取材を通し、「LINE×店舗送客」を狙ったプラン「ファミマル国民審査」の企画内容やプランニングまでの過程、高評価を得た理由などについて話を伺う。

※撮影時のみマスクを外しております

コンテスト当時、メンバー4名中2名は入社1年目

 今回のLINE Planning Contest 2022では、協賛企業としてオープンハウスとファミリーマートがRFPを提供。22社69プランの応募があり、一次選考を通過した5社10チームが最終選考に臨んだ。

 結果、最優秀賞に輝いたのは、株式会社ファミリーマートに対して提案を行った電通プロモーションプラスだ。

 電通プロモーションプラスは前回、前々回と優秀賞に選出されていたが、最優秀賞に選出されたのは今回が初めて。チームはリーダーであるプランナー・五十嵐氏をはじめ4名で構成されているが、内2名はコンテスト当時、入社1年目だったという。

(左から)株式会社電通プロモーションプラス OMOプランニング事業部 プランニング・CR2部 コミュニケーションプランナー 五十嵐響介氏
同事業部 プランニング・CR3部 プランナー/アートディレクター 高橋ひなの氏
同事業部 プランニング・CR2部 プランナー 齋藤晃平氏
同社CXソリューション開発事業部 プラットフォームビジネス開発部 デジタルマーケター 高橋遼氏(同社のLINE活用サービス「1/0(ワンゼロ)」の担当)

 「社としてLINEを活用したプロモーションを多数手がけてきましたので『LINE Planning Contest』には毎年参加していますが、今回は改めて決勝進出や受賞を見据え、開発実装面だけでなく、LINE起点でありながらオンラインとオフラインを統合した企画を意識し、プランナーチームにて参加することにしました。

 私がメンバーを探していく際は、若手を中心としたフレッシュなアイデアが見たい、といった私の想いと、そうした人材が入っていた方が型にはまらないアイデアができるという考えの2点を重視していました。

 結果、私がメンターをしていたプランナーの齋藤、アートディレクターでありながらプランナーでもある高橋ひなのという若いメンバーに加え、元々手を挙げていた、デジタルマーケター兼プロデューサーでもあり、LINEに関する施策実績のある高橋遼を含めて計4名のチームが完成したんです」(五十嵐氏)

LINEを使いこなし、選んでもらうキッカケを作りたい

 電通プロモーションプラスのチームが企画を提案したのはファミリーマートのRFPで、課題は『立地以外の理由で「ファミリーマート」を選んでもらうキッカケ・動機付けを強化し、来店客数を増やすこと』だった。

 ファミリーマートは2021年度、LINE社と一緒に、LINEと店舗というデジタルとリアルを掛け合わせ、いかにお客様にアプローチできるか?といった取り組みを行ってきたという。

(左から)株式会社ファミリーマート マーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部 プロモーショングループ 飯干陽子氏
同部 マーケティング業務グループ 根岸文枝氏

 その上で同社のメディア&プロモーション改革推進部に所属する飯干氏はRFPの提出の背景について振り返った。

 「私たちはまだまだLINEのプロダクトの全てを十分に使いこなせていません。しかし、私たちとしては様々な機能をもっと上手く使いこなした上で、抱えている課題である『立地以外の理由でファミリーマートを選んでいただくためのキッカケと気づき』を強化していきたいと思っています。

 そのため、今回のRFPでは、参加される代理店の方々から、私たちの視点とは違う、フラットな提案・知見をいただきたいという考えがあったんです」(飯干氏)

 また、同社のマーケティング業務グループに所属する根岸氏は、プロモーション媒体としてのLINEの特徴を次のように話した。

 「LINEさんは常日頃の取り組みから、我々、企業に様々な知見を提供してくださっています。これはLINEさんが、『導入企業がいかにメリットを得られるか』という点を非常に重視されているからだと思っています。

 そんなLINEさんが企画するコンテストだからこそ、我々の抱える課題に対して良いアイデアがいただけるのではないか、と期待感を持って臨みました」(根岸氏)

電通プロモーションプラスによるLINEのAPI連携サービス「1/0(ワンゼロ)」

 「1/0(ワンゼロ)」は、LINEのAPI関連サービスと連携し、キャンペーンのほか、LINEを活用した様々な販促ソリューションを実現する電通プロモーションプラスのサービスです。

次のページ
喫食体験を増やしブランド想起を高める「ファミマル国民審査」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
LINE広告活用術連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)

1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/08/29 10:00 https://markezine.jp/article/detail/39502

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング