セールスフォース・ジャパン(以下 Salesforce)は9月7日より、中小企業がビジネスにおいて抱える潜在的な課題を顕在化し、解決へ導くための「Salesforce 中小企業向け DXお悩み解決パック」の提供を開始した。
同商品は、中小企業が抱える「売上予測」「営業育成」「解約防止」「組織力強化」といった10個の典型的な課題の提示と、それらの課題により引き起こされる業務上の障壁を言語化して提示する。それにより課題が明確化し、顧客はスコープを定義した上で取り組むべきアクションへ繋ぐことができる。
Salesforceはこれまで日本全国の中小企業のDX推進を支援してきたが、そうした活動の中で直面するビジネス課題には一定レベルの共通項があることが判明した。たとえば、自社がDXに取り組む上での課題を正確に把握することの難しさや、何から着手をすべきか優先順位付けができないことが挙げられる。
こうした企業の本質的な課題へアプローチするため、同社は「Salesforce 中小企業向け DXお悩み解決パック」を通じて、個々の企業に寄り添った支援を提供していく。
企業は10種類のキーワードの中から、日常業務のなかの課題と照らし合わせて自社の抱える悩みに近いものを選択していくだけで、具体的な解決策や解決後の業務イメージを見いだし、改善に向けたアクションの一歩目を踏み出すことができる。
また既に積極的なDXに取り組んでいる顧客も、競合との差別化やDXを活用した顧客接点改革に向けたノウハウを習得することで、成果を上げる強い組織づくりに効率良く取り組むことが可能だ。
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