電通デジタルは、生活者の店舗およびデジタルサービスの利用実態の把握を目的に「リテールDX調査(2022年版)」を実施した。
以下、一部内容を紹介する。
リアル店舗で行くと「ワクワクする」のは、百貨店・家電量販店
まず、コンビニエンスストア・ドラッグストア・スーパーマーケット・百貨店・家電量販店のリテール5業態の中で、実店舗に行くことにワクワクしている人の割合を調査した。すると百貨店と家電量販店が最も高く(33%)、一方でコンビニエンスストアが最も低い(16%)結果だった。
店舗のデジタルサービス、最も利用されているのはオンラインショッピング
続いて、店舗のデジタルサービスにおける利用経験を尋ねた。1位はオンラインショッピングで、91%が利用経験ありと回答。2位以降はセルフレジ(84%)、セミセルフレジ(68%)、モバイルオーダー(69%)と続いた。一方で利用経験者が最も少なかったのは、メタバース(仮想空間でのお買い物)で5%にとどまった。
デジタルサービスを利用するのは「お得になるから」「便利になるから」
最後に、デジタルサービスを利用した理由を調べた。どのデジタルサービスにおいても「お得になるから」「便利になるから」という能動的な利用のきっかけが多かった。
【調査概要】
調査対象:東京都・名古屋市・大阪市在住の15~69才男女
調査時期:2022年6月14日(火)~6月16日(木)
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