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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

世の中の変化に着目してWeb解析の新境地を切り開こう


人気検索ワードとの比較分析

 検索エンジンからの流入にフォーカスすれば「流行の検索ワード」を気にせずにはいられないだろう。流行ワードの中にサイト流入に直結するワードがあった場合の影響は推して知るべしだが、継続的に流行ワードの傾向を追うことで新しい施策のヒントが見えるかもしれない。

 流行ワードの確認方法は多々あるが、一例としてはgooランキングのキーワードランキングがRSSフィードに対応していて便利だ。また、人気急上昇のワードを追うのであればGoogle 急上昇ワードもお薦めである。これはiGoogle用ガジェットだが、XML形式でデータを取得することも可能だ。

gooランキングページ


Google 急上昇ワード(Google日本ブログより転載) 

株価情報との比較分析

 株式公開している企業のサイトを解析する場合、株価の変動とサイト内指標の変動の比較に次の施策へのヒントがあるかもしれない。極端な例を挙げれば、サイト上でプレスリリースを出した日のページビュー数の変動と株価の変動に明確な正の相関があった場合、どれだけ工夫を凝らしサイトのページビューを増やすプレスリリースにするかが、そのまま企業の市場価値を高める施策へと繋がることになる。

 また、ビジネスの業態によっては個別企業ではなくマクロ経済との比較という観点で、日経平均やTOPIX、為替レートなどと比較してみるのもおもしろいだろう。

 以上、汎用性の高いと思われる例を三つ挙げてみたが、使用可能なサイト外データはこれ以外にもたくさんあり、どのデータが有効かもサイトによってさまざまだろう。サイト外データも有効に使いつつ、広い観点でPDCAサイクルを効率的に回していただきたい。

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この記事の著者

高木 龍平(タカギ リュウヘイ)

株式会社アイレップ グローバルオペレーショングループマネージャー。

1976年生まれ。2000年早大理工卒業後、EDSジャパン(現 日本HP)を経て2005年アイレップ入社。各種マーケティングツールの開発、Web解析業務に従事した後、現在は海外へのソリューション提供を画策中。

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/06/30 11:50 https://markezine.jp/article/detail/4081

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