Glossom(グロッサム)は、「ソーシャルコマースに関する定点調査2022」の結果を発表した。
以下、一部内容を紹介する。
購入の参考・後押しとなる情報源、1位は「店頭」
まず、商品・サービスを購入する際に知るきっかけとなる情報源を調査した。その結果「テレビ番組・CM(58.6%)」が最も高く、次いで「店頭(46.3%)」となった。2021年の調査では最も高かった「ECサイト(46.8%)」は2022年は6位(38.8%)という結果になった。
次に商品・サービスを購入する際に参考にする情報源について調べると、「店頭(41.6%)」が1位となった。2位は「検索エンジン(34.5%)」、3位には「ECサイト(33.3%)」がランクインした。
商品・サービスを購入する際に後押しになる情報源では、1位が「店頭(29.9%)」となり、2位は「口コミ・まとめ・比較サイト(27.0%)」だった。
購入の際に参考にするSNSはInstagram
続いて、商品・サービスを購入する際にSNSが知るきっかけとなる商材を尋ねた。2021年に続き、2022年も「衣服・ファッション(16.9%)」が最も高い結果となった。また伸び率を見ると「化粧品」が最も伸び(12.5%から15.7%)、「旅行」「衣服・ファッション」「美容」「金融商品」も伸長した。
また、商品・サービスを購入する際にインフルエンサーを参考にしているSNSについて調査すると、「Instagram(14.6%)」が最も高くなった。2位は「YouTube(11.5%)」、3位には「Twitter(7.8%)」と続いており、いずれのSNSも2021年と比べ上昇した。
性別・年代別に見ると、若年層ほどインフルエンサーを参考にする割合が高い傾向となった。
SNS探索が多いのは「衣服・ファッション」「化粧品」
主要商品カテゴリーにて「テレビ番組・CM」「SNS」「インフルエンサー」を参考にした後にとった行動について調査した。
すると、「テレビ番組・CM」を参考にした人のうち「旅行」のカテゴリーではインターネット検索をした人が多く、「SNS」を参考にした人のうち「衣服・ファッション」「化粧品」のカテゴリーではSNS検索の割合が高くなった。
【調査概要】
調査対象:日本全国の10代~70代の男女2,464名(男性1,232名、女性1,232名)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査時期:2022年10月28日(金)~10月31日(月)
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