WHO/WHATのプロセスを終えて
WHO/WHATのプロセスにおいて、セグメンテーション・ターゲティング・セグメンテーションのSTP戦略の内容について、6回の記事にわたって説明してきました。マーケティング戦略において、WHOとWHATの重要性は語られつつあります。今回の連載を通じて、難しく考えられがちな上流のマーケティング戦略構築の具体的なステップを説明しました。詳細に一つひとつの工程を説明したつもりではありますが、正直、実践を通じて実行しなければイメージが湧かないことも多いと思います。
定量調査、定性調査、実際のコンセプトライティング等はできる限り事業会社が内製をして、自社でスピーディに実行できることが理想だと思いますので、今回説明した10のステップが実践のための手助けになれば幸いです。
中長期的に売上と利益を生み出す仕組みを作ることが事業の本質であり、マーケティングはその一助に過ぎないと思っています。だからこそ、マーケティングが一時的な売上を作るための手法に特化し過ぎず、顧客解像度を高め、その顧客すら気づいていないインサイトを捉えて、正しい価値を提供するための本質的な役割を果たしてほしいと思います。
株式会社Brandismは、目まぐるしく変化する市場の中で、中期的に勝ち続ける「ブランド」や「事業」を創るためのサポートを行います。今回の10ステップを進めていく中で、質問や問い合わせなどがあれば、いつでもご連絡をお待ちしております。6回の長い連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。いつか一緒にお仕事できることを楽しみにしております。
