東芝データは、電子レシートサービス「スマートレシート」の会員、約100万人のレシートデータから購買データを統計化。実購買から見る生活者の消費行動パターンの変化を分析し発表した。
今回の調査では、全国のスーパーでの1人1日1店舗あたりの平均購入金額・単価・数量データを、2021年と2022年の年間で比較。その結果、平均購入金額は2021年比で約2%(47円)減となった。原因は、平均単価は2021年比約4%(8円)増の一方で平均購入数量は約6%(1点)減と、単価上昇かつ数量減少傾向にある点が考えられる。
なお、2022年12月の平均単価の数値は約259円と、2019年の増税以降で過去最高値を記録した。
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