サイバーエージェントはデジタルインファクトと共同で、2022年における国内動画広告の市場動向調査を行った。
国内の動画広告市場、昨対比で133.2%成長
まず、デバイス別に2021年から2026年までの動画広告市場を推計・予測。2022年は全体で昨対比133.2%の5,601億円に到達した。2023年には7,209億円、2026年には1兆2,451億円に達する見込みだ。
中でも2022年のスマートフォン向け動画広告需要は昨対比132.7%の4,621億円にのぼり、全体の83%を占める見込みとなる。またコネクテッドテレビ向け動画広告需要は、昨対比157.0%となる540億円へと急成長した。
インストリーム動画広告の需要が伸びる
次に、広告商品別に2021年から2026年までの動画広告市場を算出。2021年に引き続き、大手動画配信サービスにおけるインストリーム動画広告の需要が大きく増大した。ソーシャルメディアでは、引き続き広告主による動画フォーマットを活用したコミュニケーション需要が高まっている。
【調査概要】
調査主体:サイバーエージェント
調査機関:デジタルインファクト
調査時期:2022年10月~12月
調査方法:動画広告市場関係者へのヒアリング、調査主体並びに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
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