日本語の大規模言語AIにおけるサービス開発を行うELYZAは、新サービス「ELYZA App Platform」および「言語AI×DX推進支援プログラム」を発表した。これらのサービスにより、企業の大規模言語モデル(LLM)・AI処理フロー・システム(UI)の改善を総合的に支援していく。
言語AI活用アプリプラットフォーム「ELYZA App Platform」は、AI処理フロー・UIを備えた言語AIシステムをスムーズに構築。スピーディーにプロトタイプシステムを用いた現場検証が可能となる。
また、大企業での利用を前提としたセキュリティ環境を整備。さらに求められる品質やコスト水準に応じて、ELYZAが独自開発した日本語特化の言語AI「ELYZA Brain」や、OpenAIによるGPT系統(ChatGPTを含む)を使い分け・組み合わせて活用できる。
これによりアイデアを最短1週間でシステムとして形にできるほか、言語AIシステムの開発・改善サイクルが最短1~2ヵ月に短縮されることが期待できる。
「言語AI×DX推進支援プログラム」は、言語AIによるDX実現のための意識づくり・アイディエーションからUX構築までを支援する伴走型プログラムだ。
具体的には、先端AIの社内認知のための経営者・管理者向け講演の実施やDXアイデアを創り出すためのワークショップを提供。また同プログラムには、東京大学松尾研究室出身の同社代表・曽根岡氏をはじめとした、言語AIや社会実装の経験を豊富に持つメンバーが所属している。
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