ZETAは、同社が提供する「ZETA SEARCH」のチャット拡張オプション「ZETA SEARCH CHAT EXTENSION」をアップグレードし、OpenAIの「ChatGPT」に対応したと発表した。
2022年11月に一般公開された「ChatGPT」は、自然言語で対話ができるAIとしてリリースから5日間で利用者数が100万人を突破。2019年より同社に投資をしてきた米マイクロソフトが先日複数年で数十億ドルの追加投資するなど、大きな期待を寄せられている。
同AIは最先端のAI言語モデルである「GPT-3.5」をベースに開発されており、強化学習により英語・中国語などの複数言語や、政治・経済・文化などさまざまな分野の情報を認識し、人間の会話のような精度で自然なテキストを生成できる。
今回「ZETA SEARCH CHAT EXTENSION」が「ChatGPT」に対応することで、チャットボット特有の機械的なやり取りがスムースな会話形式となり、入力情報に基づいて最適な情報を提案する「ZETA SEARCH」の技術との掛け合わせにより、店舗スタッフやオペレーターとの会話のようなコミュニケーションの実現が期待できる。
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