4月7日、noteはサービス開始から9周年をむかえ、それに合わせて直近1年間におけるクリエイターエコノミーの動向を発表した。
「旅行・お
でかけ」カテゴリにてクリエイター数が最も増加同サービスにおいて、クリエイター数が最も増加したカテゴリーは「旅行・おでかけ」となった。
新型コロナによる自粛ムードが一段落、旅行の体験記やご当地グルメ紹介など、ひさしぶりの外出を堪能し思い出として残す傾向がうかがえる。
2位はサッカー。3位はゲームと続いた。
AI関連のハッシュタグ投稿が激増 ChatGPTブームの影響大
続いて、前年から投稿数が増加したハッシュタグを見ると、「#AIとやってみた」体験レポートや、ChatGPTの活用方法とAIと人間の共存に関する予想などがよく書かれていた。
特に2023年に入ってから「ChatGPT」に関連する記事はnote内でも急増している。
note上で収益を得るクリエイターが前年比で27.3%増加
次に、同プラットフォームで自身が創作した記事を販売して収入を得ているクリエイターの数を見ると前年と比較して27.3%増加し、累計127,000人という結果となった。
さらにnoteの有料記事数は前年比で137万件増加した。クリエイターエコノミーの拡大が加速していることがわかる結果となった。
「恋
愛」カテゴリーでの有料記事売上が前年比6.3倍有料記事の売上をカテゴリー別に見ると、で恋愛カテゴリーの有料記事が前年比で6.3倍と大きく伸長した。
特に、同カテゴリーの記事は、アプローチに関連する経験談やアドバイスをまとめた記事がよく購入されている。コロナ後のリアル回帰により、人との交流が再開し、よい関係を築くための情報が多く求めているという。
AIアシスタントの機能で一番良く使用されているのは「記事の切り口を提案」
次に、同社が2月に公開した新機能「note AIアシスタント(β)」をでよく使用する機能について調べた。すると、1位は「記事の切り口を提案」、2位は「タイトルを提案」、3位は「導入の文章を作る」という結果となった。
【関連記事】
・note、AIを活用した創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」先行ユーザーの募集を開始
・メディアプラットフォーム「note」、ロゴのリニューアルを発表
・2022年クリエイター・オブ・ザ・イヤー、電通の栗田雅俊氏が受賞 ユニクロ・日清食品などを手掛ける
・TikTok、クリエイター向けにTikTok LIVEのコツなどを紹介した、公式ポータルサイトを公開
・CCI、GROVEと提携 若年層に人気のクリエイターを起用したYouTubeの広告配信が可能に