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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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MarkeZine Day 2023 Spring(AD)

DL数7倍増も!ヤプリが解説する、アプリを活用した効果的なCRM施策を行うための3つのポイントとは?

【事例紹介】店頭で登録促進しやすい機能によりDL数7倍に

 ここからは神田氏が、Yappli導入企業の事例から大きな効果を得た施策を紹介。1社目は紳士服のサカゼンだ。1日1回チャレンジできるガチャ機能を搭載し、アプリならではの特徴を活かして毎日開きたくなるようなアプリへとリニューアルした。

 また、店舗で購入する際には、アプリを開いてくじ引きをしてその結果に応じたクーポンが受け取れる施策も導入。店頭でスタッフからアプリ活用や新規登録を促しやすくした。

 スーツの購入には接客が伴うため、顧客との関係値が深まりやすく、スタッフからのアナウンスによりアプリのダウンロードが伸びやすい傾向があった。さらに店内での呼びかけを強化したことで、ダウンロード数は前年比7倍にも跳ね上がった。

 2社目の衣料品チェーンのRight-onでは、会員証などユーザーがよく使う機能をホーム画面に集約するなどアプリにおける利便性の向上を図った。その結果、アクティブユーザーが20万人から55万人に増加するなど大きな効果が出ている。

 また、店頭で気になる商品があれば、スタッフに声掛けをせずともアプリを通じてQRコードを読み込むことで商品詳細を見られる機能も搭載。店頭で購入に至らなかった商品も、自宅に帰ってからアプリ上での購入も可能にした。こうした施策の改修を進めた結果、アプリ経由での売上が141%にまでアップした。

スタッフコーデの検索性を上げアクティブ率向上

 3社目のファッションブランド「Ray Cassin(レイ・カズン)」は、アクティブ率の向上に成功した事例だ。1日1回アプリを開いてスタンプを貯められるほか、「来店ボーナス」や「試着室の利用」でスタンプが貯められるなど、オンラインと店内の様々なタッチポイントでスタンプラリーを実施している。

 「接客経験のある方がアプリの構築をされているからこそ、購入までの導線の中でどこにコンバージョンポイントがあるのか、より効果的に興味を高めてもらえるように設計されています」(神田氏)

 また、人気コンテンツのスタッフによるコーディネート一覧も改修を実施。「ブランド」「身長」「骨格」でセグメントを絞れるようにした。その結果、アプリを開く回数が1ユーザーあたり、月々2.5回から4.5回にまで増加。「アプリで商品を見て店舗で実物を見て購入する」という導線も強化されたという。

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 最後は、購入率を上げた事例として、スポーツ用品メーカーのアンダーアーマーの施策を紹介。ダウンロード後、ユーザーは性別や興味のあるスポーツなど簡易的な項目を入力するだけで、興味のある商品がアプリ上に表示される機能を搭載。また、「MENS」「ランニング」と設定したユーザーに対しては、メンズのランニング商品に関するプッシュ通知をセグメント配信している。その結果、メルマガと比較してアプリでの購入回数は約20%増加、1人当たりの購入単価は約50%も増加したという。

 「ユーザーは、いかに自分にとって必要な情報を受け取れるかが重要ということです。アプリを活用することで、より精緻な1on1コミュニケーションも可能になります」(神田氏)

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アプリを開かせるのではなく“ユーザーを育てていく” ための3ステップ

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この記事の著者

堤 美佳子(ツツミ ミカコ)

ライター・編集者・記者。1993年愛媛県生まれ。横浜国立大学卒業後、新聞社、出版社を経てフリーランスとして独立。現在はビジネス誌を中心にインタビュー記事などを担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ヤプリ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/05/24 10:00 https://markezine.jp/article/detail/42030

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