mitorizは、消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy(以下、POB)」の会員3,012人に、「大型連休の過ごし方に関するアンケート」を実施した。
7割が大型連休を「うれしい」と回答 主な理由は「ゆっくり身体を休められる」
まず、「今年の大型連休をどう感じていますか?」と尋ねたところ、「とてもうれしい」が24.2%、「ややうれしい」が43.6%と合わせて67.8%となり、約7割の人が大型連休をうれしいと感じているとわかった。
主な理由としては「ゆっくり身体を休めることができるから」が42.6%で最多となっており、次に、「家族と過ごす時間が増えるから」が31.1%、「コロナウイルス関連の行動制限が緩和されたから」が27.9%と続いた。以下、趣味など自分のやりたかったことに時間が取れるという理由が上位となった。
一方、「うれしくない」・「ややうれしくない」との回答も合わせて42.2%あった。
主な理由としては、「どこに行っても混雑しそうだから」が39.3%で1位となった。また、4位は「出費が増えるから」22.8%、5位は「何をするにも値上げが気になって楽しめないから」19.1%といった回答も見られた。
外出をともなう予定は2022年より1.25倍増、
次に、「今年の大型連休に何をして過ごすか」を、昨年の実際の過ごし方と合わせて回答を募った。結果は「何もせずゆっくり過ごす」が45.9%と最も多く、次が「食事を楽しむ」で21.3%、「家の片づけ・家事」が20.6%と続いた。
2022年と比較すると「何もせずゆっくり過ごす」「家の片づけ・家事」はどちらも減少。外出をともなう過ごし方全体で見ると2022年が51.0%だったのに対し、2023年は63.5%となっており、1.25倍増という結果となった。昨年よりもアクティブな過ごし方をする人が増加の傾向が見られる。
予算は9割が5万円未満、4人に1人は5千円未満と回答
続いて、「大型連休にどれぐらいお金を使うか」を調査。
「5千円未満」と回答した人が25.5%で最も多く、約9割の人は「5万円未満」の予算を想定している結果となった。
また大型連休を「うれしい・ややうれしい」と捉えている人は5万円以上の予算を想定している割合が15.3%だったが、「うれしくない・ややうれしくない」と捉えている人は3.6%となり、連休を楽しみにしている人ほど予算が高い傾向となった。
【調査概要】
期間:2023年3月17日~18日
対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy」の登録会員
回答数:3,012件
方法:インターネットによる自社調査
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