凸版印刷は、商品をテーマごとにレコメンドできるデジタルチラシ製作サービス「未来のチラシ」において、生活者が「性別」「年代」「好みのカテゴリー」を選択することで、個人に合わせた特売商品がレコメンドされる機能「パーソナルDBチラシ」を2023年4月より、追加したことを発表した。
「未来のチラシ」は、店舗ごとに構築された商品情報データベース上の各商品に様々なキーワードをタグ付けすることで、価格以外の商品の魅力を伝えることを目指すもの。
今回の新機能の追加により、生活者は、個人の嗜好や属性に合わせて商品の検索ができ、自分に最適化された特売情報の入手が可能になる。
一方、導入店舗は、各店舗が保有している商品の購入者(性別・年代・嗜好など)情報などの入力によって、店舗独自の情報発信ができる。
また、生活者が必要な商品単体の検索はもちろん、それに関連したトピックスや商品などをあわせてレコメンドができ、単なる商品単体の「モノ訴求」だけではなく、その商品に関連した「コト訴求」を実現できる。そのため、通常取扱商品を掲載することで「ついで買い」の誘引が期待されるという。
凸版印刷は、「未来のチラシ」「パーソナルDBチラシ」機能の提供を、GMS/食品スーパー/ドラッグストア/ホームセンターなどを中心に進め、2025年までに累計10億円の売り上げを目指す。
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