ラクスルとワタミは、ポスティングの効果の可視化と商圏の傾向分析を目的に、チラシのポスティングと動画広告を組み合わせたOMOマーケティングの実証実験を行った。
具体的には、映画館で上映前に流れる動画広告(シネアド)で事前に認知させた後「焼肉の和民」のチラシを渡した層と、認知なしで住居などへチラシをポスティングした層とを比較。結果、事前に認知させた層はチラシのQRコード読み取り率が約2.8倍に向上した。加えて事前に認知させた層は、認知なしの層と比べてチラシを受け取った当日にQRコードを読み込む傾向が高く、予約フォームへのアクセスも倍以上となった。
【実験概要】
実施期間:2022年5月6日(金)~5月20日(金)
実施場所:店舗近隣映画館(関東)、店舗沿線エリア(関東)
配布数:店舗近隣映画館7,500部、店舗沿線エリア25,050部
【関連記事】
・MarkeZine、マーケティングの課題に関する調査を実施中【アンケートにご参加ください!】
・ラクスルとワタミが実証実験を開始 チラシのポスティングでOMOマーケティングの成功パターンを探る
・ラクスルとCCCがダイレクトメール事業で協業 5,500万人に向けてダイレクトメールの発送が可能に
・ワタミ、予約受付業務でコラボスとイデア・レコードのマーケティングプラットフォーム実証実験を実施
・ワタミ、「WeChat Pay」「Alipay」に対応したスマホ決済サービスを導入