大日本印刷（以下、DNP）は、OpenX Technologies（以下、OpenX）と協業し、DNPが形成する広告取引経済圏「DNP Marketplace」と組み合わせることで、環境配慮型デジタル広告サービスの提案を2023年6月より開始することを発表した。

　同サービスでは、デジタル広告取引のエネルギー消費量をOpenXが計測。その量を削減することで最適化を行い、CO₂削減を目指す広告設計を提案していく。

　これによりDNPは、広告配信にともなう多様な工程やプレーヤーを見直し、適切な状態への改善や、配信先媒体やクリエイティブを効果的に絞り込むなど、ブランディング型の広告設計に中長期的にシフトしていき、環境に配慮した持続可能な広告活動実現を目指す。

　今後、同サービスを広告主に対して提供を拡大。第三者機関と連携し、サプライチェーンにおけるCO₂の計測ポイントを増やすなど、サービスの強化を目指す。

　また、環境配慮型の広告設計によるCO₂削減と、広告主のコンバージョン率の両立に関する実証実験を行っていく予定。

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