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第106号(2024年10月号)
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6時間で7000万円超えの売上!リアリティー×エンタメを組み合わせた新たなインフルエンサーマーケの形

開始6時間で完売し、7,000万円の売上をたたき出す

──キャンペーンの成果はいかがでしたか。

チョ:3日間限定の企画として、美容液単品と、エガチャンのリピあり商品7点セットを各1万個用意しました。

 単品は90分、セットは6時間で完売し、そのスピードに弊社のメンバー全員が驚きました。販売したQoo10のレビューやSNSでも、嬉しいコメントをたくさんいただけました。動画のコメント欄には、VTに好意的なイメージを持つようになったと代表や私に対するお褒めの言葉もいっぱいで、ブランディングの面でもいい効果を得られたと思います。

鹿田:VTさんでは総額7,000万円以上の売上になりました。販売したQoo10のランキングでも1位となり、TikTokの再生数は220万回を超えています。また、コメント欄を見るとフォロワーさんの評価が非常に高かったです。普通はPR動画って楽しみにされないですが、次のPR動画を期待する声が多くあります(笑)

広告は、企業と生活者をつなげる出会いの手段

──驚異的な成果を出すための、勝ち筋を教えてください。

鹿田:従来の広告って、不安や悩みをあおったり、普通の化粧水でも、まるで魔法の化粧水のように見せたりしてきました。それって広告として良くないと思うんですよ。

 僕の中の広告の定義は、企業と生活者をつなげる出会いの手段だと思っていて。嘘がなくて楽しめる広告をどうやって作るかにあります。そのためには、企業さん含む全員の目線を、視聴者を喜ばせるというところに合わせなくてはなりません。その一つの解決策としてリアリティー×エンタメを軸に企画を作っていくことが挙げられるのではと考えています。

──最後に、今後の展望についてお聞かせください。

チョ:エガチャンにも動画で「本気を出し始めたVT」と言っていただけましたが、VTはより多くの方の肌の悩みを解決できるスキンケアを作り、それらを手頃なお値段でお届けしたいと思っています。

 またエガチャンとは、まだ因縁の関係から仲直りはしておらず、示談という状態ですので(笑)、だんだんと仲直りできればと思っています。

エガチャン:今のスタイルを変えず、もっと規模を大きくしていきたいです。売れる商品数もそうですし、複数の企業との企画というのもやってみたいです。

鹿田:Wackerとしては、今は企業にマーケティング面でのご支援を行っていますが、今後は大手OEM/ODM会社との業務提携が決まっており、商品の製造から販売まで一気通貫で手がけることができるようになるため、本質的なところからご支援していければと思っています。

【問い合わせ先】
鹿田将斗
info@wacker-inc.co.jp

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社Wacker

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/07/28 10:00 https://markezine.jp/article/detail/42694

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