TikTokとワーナー・ミュージック・グループ(以下、WMG)は、両社のパートナーシップ契約の拡大を発表した。
なお、同グローバル契約には、ワーナー・レコード・ミュージックとワーナー・チャペル・ミュージックの楽曲がTikTokやTikTok Music(※)などの商用音楽ライブラリとして利用可能になるライセンス契約が含まれる。
※このほど、インドネシアやブラジルでサービス展開を開始したプレミアム定額制音楽ストリーミングサービス
同契約により、WMGのアーティストと作詞・作曲家に対して、新たな収益源のほか、マーケティングや分析機会を創出。その結果、TikTokユーザーとのエンゲージメント向上が図れるという。
具体的には、アーティストや作詞・作曲家は、TikTokのブランドやパートナーとの新たな協業方法に加え、グッズやチケット販売、デジタルグッズやサービスなどの新しいファンダム開発・収益化機能を提供する。さらに、この契約を通じて新たな収益モデルの共同開発が行われる予定だ。
【関連記事】
・TikTok、クリエイター向けにTikTok LIVEのコツなどを紹介した、公式ポータルサイトを公開
・TikTok、新機能「Series」を公開 クリエイターが動画を有料コンテンツとして投稿可能に
・TikTok、企業が広告コンテンツに使用できる「商用音楽ライブラリ」を拡充
・TikTok、Jリーグとのサポーティングカンパニー契約を更新し「TikTok動画編集センター」を新設
・TikTok、TVアプリの提供を開始 テレビ画面でTikTokコンテンツを閲覧