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「J:COM あしたへつなぐ研究所」を設立 データの利活用や情報通信の研究を推進

 7月21日、JCOM(以下、J:COM)は、「J:COM あしたへつなぐ研究所」の設立を発表した。

 同研究所は、同社内に蓄積されている知見の利活用や、グローバルでの放送・通信を始めとした情報通信に関する政策や技術の動向を調査・研究するもの。研究テーマは、研究所内や同社の各事業部門が選定したものに限らず、社外の企業・団体・個人との協業による共同テーマ設定も予定している。

 2023年度は以下の3領域から研究を開始予定。

  • 同社TVサービスより取得した視聴データ起点の企業・団体・個人との共創、分析および知見の利活用に関する研究(データの利活用にあたっては、各種法規制を順守し、顧客の同意を得ていることが前提)欧米アジアの各地域・国における、放送政策および放送事業の動向、ブロードバンドの政策・事業および技術の動向に関する調査・研究
  • コンテンツやビッグデータの分析に関心がある企業・団体・個人と連携し、放送やコンテンツ産業の発展に寄与する調査・研究

 なお、同研究所は、同社の組織内研究所として設立するが、研究発表内容は研究員の知見に基づくもので、同社の経営方針や方向性とは独立したものとなる。

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2023/07/25 12:10 https://markezine.jp/article/detail/42855

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