スマートフォンアプリを活用した企業のOMO支援を行うアイリッジは、NTTアドと協業し、NTTアドが新たに開始するCXソリューションプログラムにアイリッジグループのソリューションの提供開始を発表した。
同プログラムは、マーケティングのダブルファネルにおいて、オンライン・オフラインでのシームレスで良好な顧客体験(CX)を創出することで、企業およびブランドの価値向上へつなげていくもの。顧客との接点や場面に合わせた「良い顧客体験」のシナリオを企業と伴走して設計することで、KPIを継続して改善することを目指す。
同サービスでは、アプリ、SNS、実店舗を最も重要視すべき顧客接点としている。そのため、同プログラムはそれぞれの場面に応じて、アプリ活用による送客、SNS活用による話題喚起、実店舗の接客音声解析による顧客理解の3つのユニットで構成されている。
なお、アイリッジは、アプリ開発・マーケティングからAI技術を活用した店頭での人流データ解析の部分で協力する。具体的には、アプリ活用による送客に同社のソリューションを導入したり、SNS活用による話題喚起の効果測定には同社の出資先ではFlow Solutionsのソリューションを提供したりする。
今後は、NTTアドの強みである「ファンマーケティング」、「店頭プロモーション・スタッフ育成」、「接客音声解析」と掛け合わせることで支援領域の拡大を目指す。
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