SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

三井住友カードら3社、拡大推計手法を開発 すべての決済手段のデータ算出により実態に近い分析が可能に

 三井住友カード、日本総合研究所、ゼンリンマーケティングソリューションズの3社は、三井住友カードが保有するキャッシュレスデータをもとに、日本全国の現金やコード決済を含むすべての決済手段を網羅した消費データを算出する拡大推計手法を共同開発した。

 同推計手法は、三井住友カードが保有する1,000万人超のキャッシュレスデータをもとに、キャッシュレス推進協議会が発表するキャッシュレス比率や、国勢調査などの公的統計データ、加えて3社の知見・ノウハウを持ち寄ったエリア・業種別の補正値を掛け合わせることで、より実態に即した消費データを算出したもの。

 同推計手法で算出した消費データは、従来の消費データと比較し、算出元となるデータ量が圧倒的に多い上に、月次でのデータ提供が可能なため、より精緻かつ季節要因を反映した消費動向の分析が可能になる。加えて、新規出店エリアの消費市場やシニア層を含めた購買傾向など、キャッシュレスデータのみでは捉えきれなかった消費動向の把握もできる。

 算出した消費データは、三井住友カードが提供するデータ分析支援サービス「Custella」において8月1日より提供を開始する。

 第一弾として、消費分析地図サービス「Custella Maps」の有償追加オプションを申し込んだユーザーに対し、同推計手法による消費データを提供。

 これにより消費の実態に即した商圏を可視化・検証や、ユーザーが任意で選択したエリア内において、業種別に「推計消費額」「推計購買回数」「推計客数」といった数値を算出。新規出店時の売上予測や既存店のエリアシェア分析における数値的根拠として使用が期待される。

拡大推計手法を活用した「Custella Maps」

【関連記事】
技研商事インターナショナル、生活者の意識・購買特性×居住エリアで分析できるデータを提供へ
デジタルレシピ、GPTを使用した顧客ニーズ分析ソリューションの提供を開始
Vieurekaとドコモ・インサイトマーケティング、来店者と商圏データの統合分析による実証実験を実施
三菱UFJ信託銀行と体験型ストアb8ta、リアル店舗に出品し反応の分析が可能なサービスを提供開始
ブイキューブ、顧客行動のデータ分析を強化する三つの機能を追加 ファンエンゲージメントの向上を目指す

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/08/02 08:00 https://markezine.jp/article/detail/42968

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング