Osaka Metro Groupの広告事業や新規メディア開発を展開する大阪メトロ アドエラは、専門学校の大阪モード学園と産学連携パートナーシップを締結。日本の伝統文化をテーマに生成AIを活用した映像コンテンツを創造し、駅デジタルサイネージへの配信を行う。
具体的には、大阪モード学園が学生を対象に開催したファッションデザインコンテストにおいて、大阪メトロアドエラが「Osaka Metro ADERA賞」を贈呈した作品を活用。縦型のデジタルサイネージ用映像コンテンツを、ジェネレーティブAIを用いて生成する。
ChatGPTを活用して画像生成AIのプロンプトを生成し、ファッションの背景・風景やファッションが似合う人物の設定などを作り、画像生成AIのStable Diffusionによってコンテンツを生み出していく。
同取り組みで生成された映像コンテンツは、2023年9月下旬よりOsaka Metro主要駅のデジタルサイネージで、10代~20代の男女をターゲットに時間帯で異なる映像として放映される。また大阪メトロアドエラでは、Z世代や大学生、主婦層、訪日外国人などに向けたデジタルサイネージ広告とモバイル広告の統合パッケージの提供も進めていく。
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