クリエイティブを多角的かつロジカルに評価
──AIを高いレベルで活用している貴社のマーケティング支援体制を教えてください。
冨田:1つの案件を6人の専門家チームで担当します。1人は、全体を管理して戦略を立案し、方向性を決めていくプランナー。2人目は、立案した戦略を円滑に実行するディレクター。そして3~5人目は、クリエイティブを作るライターやデザイナー、コーダー。6人目は、制作したクリエイティブを配信し、効果検証していくアドオペレーターです。
この6人がクライアントのパートナーとなって、必要なクリエイティブ制作及び広告運用の全てを提供します。同程度のサポートを提供する場合、通常はそれ相応の時間やリソースがかかりますが、弊社ではAIをはじめとしたたくさんのテクノロジーを駆使することで、各工程を最大限効率化。本来、多額の予算や組織体制を必要とするようなWeb広告の体制を、より身近に実現できます。
──ほかにAIR Designの特徴はありますか。
冨田:クリエイティブの制作にあります。デザイナーやライターなど制作に携わるメンバーは、フリーランスやパートナー企業ではなく弊社社員です。その理由は、クリエイティブの質を担保し、なおかつ弊社の考えるマーケティング視点を持ったものにするためです。
また、クリエイティブの評価はともすると主観的になりがちですが、弊社ではデザインに対して160項目の独自の評価基準を設けていて、どの要素が不足しているかといったことをロジカルに判断できます。主観になりがちなクリエイティブを客観視できるようにすることで、極力属人化する要素を減らし、どのメンバーが担当しても一定以上のクオリティーを担保できるようにしています。
──AIR Designを活用すると、Web広告はどう変わりますか。
冨田:テクニカルなアプローチから、クリエイティブ改善を中心とした戦略的なアプローチに変わります。AIR Designをご利用いただき、Web広告のPDCAを続けることを通して、クライアントの顧客理解が深まり、新たな施策につながるナレッジを蓄積することが可能です。
800社で活用されるAIR Designとその成果
──AIR Designの強みはどういったところにありますか。
冨田:長年の実績と、そこから生まれたメソッドによる確かなクリエイティブ制作能力、常に最新のテクノロジーを活用していく開拓し活用していく能力が強みです。
──AIR Designを活用している企業は、現在どのくらいありますか。
冨田:サービス開始から4年ほど経ちますが、おかげさまで導入社数が約800社以上となりました。BtoB・BtoCや業界を問わず、幅広い企業様にお声がけいただいています。
──実際にどういった成果が出ていますか。
冨田:ミライスピーカーという難聴者向けスピーカーを販売しているサウンドファン様の例では、AIR Designを導入することで顧客理解を深めていただくことができました。
AIR Design導入前は、一定数商品は売れているが、自社の商品が売れている理由か説明できない不安を抱えていらっしゃいました。
そこで、複数のペルソナを設計。そのペルソナに合わせてクリエイティブを作り分けた上で、Web広告での仮説検証を行いました。この仮説検証を繰り返すことで、どんな顧客が、なぜ買ってくれるのかが明確になり、売上も約10倍まで拡大した、非常に良い事例です。
──最後に、今後の展望をお聞かせください。
冨田:AIだけでなく、今後もWeb広告に使われる様々なテクノロジーが出てくると思います。そのたびに各企業が社内で知見をためるのは大変なことです。
弊社では、最新のテクノロジーをいつでも活用できるように研究しています。技術的な部分は弊社が代行しますので、クライアント企業の方々には、より広い範囲で自社ビジネスのマーケティングに必要な施策のために注力していただけるようにしていきたいです。そのために、Web広告の戦略立案から制作、運用まで弊社で受け入れられるような体制を今後も拡充しようと考えています。
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