若年層だけでなく、30代~50代まで幅広いユーザーにリーチ
MZ:今回、 TikTok広告を活用して得られた学びや気づきはありましたか。
川口:そうですね。リーチ層の広さにも驚きました。施策後に行った調査結果を見ると、30代から50代にもリーチできており、幅広い年齢層に利用促進効果があることがわかりました。これは非常にポジティブな気づきになりました。
MZ:TikTok for Business側では、何か気づきはありましたか。
紺野:今回クリエイターの作った動画が1分近くの尺だったにもかかわらず、テレビCMのクリエイティブと比べて2秒、6秒視聴率が6~7倍もあったことです。
スキップされたか否かを示す2秒視聴率や、興味を持ってもらえたかについての指標である6秒視聴率などでも、それぞれ良い結果が得られていました。クリエイティブの重要性について改めて気づきかされましたね。
高い投資対効果を実感、長期的な活用を検討
MZ:最後に今後の展望について教えてください。
山﨑:私たちのチーム内では、高い投資対効果が発揮できるTikTok広告に対する信用度は高まっています。ただ、その一方で、他部署の人の中にはTikTokがどのようなプラットフォームか理解していない方もいるので、今後は他部署の方にもTikTokについてアピールしていきたいと考えています。
そのような認知啓蒙を進めることで、マスメディアとデジタル広告の最適な配分を目指していきます。
紺野:私たちも、「広告エンターテインメント」という概念が非常に重要だと考えています。
TikTokは、広告がコンテンツの間に違和感なく存在するので、ユーザーに受け入れられやすいです。特に、エンターテインメント要素を重視したクリエイティブだと、広告の存在が自然なものとして視聴されます。
さらに、TikTok広告をより効果的に活用するには、ブランドリフト調査を通じて検証を行い、その結果をもとに改善することが重要です。今後も、クライアント企業様に対して、TikTok広告の効果的な活用方法について、様々なプロダクトを駆使しながらサポートし続けていきたいと思います。