今サイバーエージェントがTikTokをはじめとした縦型ショート動画の活用支援を強化している。同社は専門組織の「縦型動画戦略局」を立ち上げ、2024年11月には縦型ショート動画に特化したタイアップ広告の企画・セールスを行う子会社のサイバーティカルを設立した。本記事では、TikTokの強みや広告・タイアップ施策の効果を最大限高める秘訣について、縦型動画戦略局 局長の三浦氏、サイバーティカル 代表取締役社長の伊藤氏、TikTok for Business Japanの執行役員を務める稲垣氏に話を聞いた。
TikTokの強みはレコメンドシステムと多様なコンテンツ
――今、サイバーエージェントグループではTikTokをはじめとした縦型ショート動画の活用支援を強化していると思いますが、三浦さんと伊藤さんはTikTokの強みについてどのように考えていますか。
三浦:TikTokの一番の強みは、レコメンドシステムの精度の高さだと考えています。ユーザーは基本的に「おすすめ」フィードで動画を視聴していますが、動画を視聴するかスワイプするか、さらには「いいね」やコメント、リンク先へ遷移するかなど、すべてユーザー自身の能動的な行動によって決まります。
レコメンドシステムはこの一連の行動データを日々学習し最適化しています。つまり、ユーザーは見たいものを見ることができ、TikTokはユーザーのインサイトを学習できる好循環を回せているのです。このレコメンドシステムは広告にも活かされているため、精度の高い広告配信が可能となっています。
伊藤:私は、あらゆるジャンルでエンターテインメント性の高いコンテンツが存在していることが強みだと考えています。ビジネスやグルメ、スポーツなど様々なジャンルのコンテンツが投稿されるようになりました。
発信するクリエイター側も何かのジャンルに特化したコンテンツを制作するのが当たり前となっているので、広告も比較的どの業界でも配信しやすくなっています。
また、これまで以上に、デジタル広告に対して嫌悪感を抱かれやすくなっており、そこに課題感を持たれる広告主様もいらっしゃいます。TikTokは、コンテンツから広告に推移しても好意度は約6割を維持しており、興味度は上昇しています。(※)このような時代において、TikTokのように広告であってもコンテンツと同様に、好意的に見られるプラットフォームは非常に重要な役割を担っていると思います。
(※)TikTok for Businessが第三者機関に委託して実施したTikTok視聴時の脳波計測調査『コンテンツ全盛時代の「ヒト起点の動画広告」』
クリエイティブは複数パターン大量生成が基本
――レコメンドシステムの精度の高さと多様なコンテンツ。この2つの強みを活かしながら、TikTok広告の効果を高めるためには何が必要なのでしょうか。
三浦:TikTokのレコメンドシステムを最大限活かした広告配信には、表現が異なるクリエイティブを数多く用意することが重要です。
縦型ショート動画の広告を配信する際、2~3本だけクリエイティブを用意する、テレビCMなど他媒体で配信している横型動画をそのまま配信するなど、クリエイティブ制作のハードルの高さから本数やパターンを妥協するケースが見られます。しかし、それでは限られたユーザーにしかリーチすることができません。そのような課題を解決できるようにサイバーエージェントとしてはUGC動画や縦型ショートドラマなどの専門のクリエイティブ組織を保有しています。
また、TikTok for Businessが様々なクリエイティブソリューションを提供しているので、それらを駆使しながら数多くのクリエイティブを用意していくこともおすすめします。
――TikTok for Businessではクリエイティブ制作に関するソリューションを提供しているとのことですが、どのようなものを提供しているのでしょうか。
稲垣:たとえば、2024年8月には生成AIを活用したクリエイティブソリューション「TikTok Symphony」を発表しました。本ソリューションでは、チャット形式で動画のアイデアや動画作成の基本を聞ける「Symphony Assistant」、4つのステップを進めるだけで生成AIにより動画が作成できる「Symphony Creative Studio」などがお使いいただけます。このようなクリエイティブ制作に関するテクノロジーへの投資は今後も積極的に行っていく予定です。
稲垣:さらに、TikTokクリエイターから広告動画を募集する「TikTok Creative Challenge」(日本ではテストローンチ中)、パートナー企業に広告制作を依頼できる「TikTok Creative Exchange」などの独自のクリエイティブソリューションも揃えています。
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タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)
1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
提供:Bytedance株式会社
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