10月20日、法人向けにインタラクティブなフォームサービスの提供を行うクリエイティブサーベイは、「Ask One」の提供を開始した。なお、同サービスは、2023年7月末にプレローンチを行い、現在既に15社以上が導入している。
Ask Oneは、社内外のあらゆる顧客接点における入力インターフェースを統合するサービス。同社がこれまで提供してきたインタラクティブなフォーム機能や、外部サービスとのシームレスな連携機能を基盤としつつ、Sansanの高精度な名刺の即時デジタル化技術を搭載している。
あらゆる顧客接点における入力インターフェースを統合し、様々な顧客データベースとリアルタイムに連携することで、利用企業はオンライン・オフライン問わず一貫性のある顧客コミュニケーションが可能になる。
同サービスの特徴は以下の3つ。
インタラクティブなフォーム
入力内容に応じてページや資料を出し分けが可能。社内向けには、SFAの入力インターフェースとして利用することでヒアリング内容に応じてスクリプトを出し分けや、その場での資料出し分けもできる。一方、顧客向けには問い合わせフォームやセミナー、キャンペーンなどのLPとしての利用や、複数ある商材や提示する事例の出し分け機能による診断・クイズコンテンツとしての活用なども可能。
外部サービスとの連携
同サービスで収集したデータは、Salesforceをはじめ各種CRMやMAと連携し、データの入力フォームを一元化が可能。これにより、手作業によるデータ入力やインポートなどの工数を削減し、これまでのオペレーションを変えることなく優先順位をつけた即時顧客コミュニケーションができる。
Sansanの名刺データ化テクノロジーを搭載
同サービスには、同社の株主であるSansanのデータ化ノウハウにより開発された名刺に特化した独自のエンジンを搭載。これにより、名刺情報を瞬時にデータ化し、フォームの回答内容と合わせて各種ツールに即時同期することが可能。展示会におけるヒアリングシートやセミナーの受付、訪問営業時のCRMへの顧客情報入力など、様々なシチュエーションにおける入力負荷の削減を支援する。
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