EVERRISEは、同社が開発提供するCDP「INTEGRAL-CORE（インテグラルコア）」と、シナジーマーケティングのCRMシステム「Synergy!（シナジー）」の連携開始を発表した。

　「INTEGRAL-CORE」は、Webサイトやモバイルアプリの⾏動情報といった顧客データを収集・統合し、データの加⼯やセグメントの作成が⾏えるプラットフォーム。

　一方、「Synergy!」は顧客管理データベースを軸にWebフォームの作成、多様な条件設定可能なメール配信などがおこなえるCRMシステム。

　本連携により、ECサイトと店舗を持つ企業であれば、INTEGRAL-CORE内に蓄積した顧客データから細やかなセグメントを作成。Synergy!でパーソナライズされたメールマガジンの配信やアプリプッシュ通知などを⾏うことができる。

　また今回の連携開始に合わせ、キーコーヒーは施策を開始。キーコーヒーのオウンドメディアやECサイト、各種キャンペーンなどの顧客情報をINTEGRAL-COREへ集約してセグメントを作成し、顧客に合わせたメールコミュニケーション施策を⾏うことが可能になる。

　具体的には、顧客の興味関⼼やキーコーヒー提供のコンテンツ利⽤状況に合わせ、おすすめサービスの案内やECサイトで利⽤できるクーポンを送信するなど、よりパーソナライズされたコミュニケーションへの活⽤を想定している。

【関連記事】
・EVERRISEが「INTEGRAL-CORE」のUIを操作性重視で刷新　データ統合の支援も開始
・EVERRISEのCDP「INTEGRAL-CORE」、Google広告／GAとの連携機能を強化
・Chatworkとシナジーマーケティングが協業　DX相談窓口の提案サービスにSynergy!を追加
・Synergy!とYappliが連携、アプリ以外のユーザー属性・行動に基づくプッシュ通知を実現
・Sprocket、クラウド型CRMサービス「Synergy!」と相互連携開始