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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

現場ノウハウ満載!現役店長に学ぶ「人気ネットショップの作り方」

第2回 自分の商品に思い入れはありますか? ~シャツとネクタイの専門ネットショップ【ozie】~(後編)

ショップの知名度をあげるには

「メールニュース」以外にも、なにか広告宣伝や販売促進を実施していますか?

意図的にやっているもので、効果的なのはPPC広告ですね。取材で新聞に載る場合もありますが、現状では偶発的なものが多いので、なんともいえません。掲載されれば、効果は爆発的にすごいですけどね。

といっても、「オジエ」はテレビや雑誌でたくさん取り上げられていますよね。その秘訣はなんでしょうか?

正直自分ではよくわかりません。ただ、テレビのプロモーションに関しては、扱っているサイズの豊富さとカラーバリエーションの豊富さがポイントになっているようです。

「オジエ」のサイトで目に付くのが、前編でも話題になった「シャツの基礎知識」のコーナーです。ここは、非常に充実していますが、お客様の反応はいかがですか?

ありがたいことに、ブログや「教えてgoo」から、よくリンクされるんです。リンクされるっていうことは、わかりやすいからだと思うので、すごくうれしいです。

このコーナーはこれで完成だと思っていないので、頭の中にあるアイディアを、なるべく早く形にしたいと思っています。

たくさんの商品は分類方法がポイント

ショップシステムについてもおうかがします。「オジエ」では、「ショップギア」の買い物カゴを利用されているようですが、これを選んだ理由はなんですか?

導入するときに検討した中で、初期費用とランニングコストが格段に安かったので、ショップギアを選びました。ほかのカートシステムを使用したことがないので比較はできないのですが、使い勝手に特に問題はありません。

「ショップギア」の買い物カゴを利用したショッピングページ。

メンズシャツの商品コーナーは、「衿型で選ぶ」「素材で選ぶ」「サイズで選ぶ」というふうに分かれています。これは面白いですね。

これらのURLは、いつもクリック総数で上位に来ているので、アクセス統計を見る限りではお客様の反応はよいと思います。

この分類は、ユーザビリティを考えるうえで、なくてはならないものだと思っています。これだけのアイテム数があるショップなので、階層が的確に細分化しなければ、商品を見てもらうことは難しいでしょうね。

パーツの型ごとに何種類も商品がある男性用シャツは、
パーツの形状でメニューを分けて構成している。

たとえば、「衿型で選ぶ」を選択したあと、さらに素材やサイズでどんどん絞り込んでいくことはできるのでしょうか。

残念ながら、現状ではできません。今のところお客様からのご要望はありませんが、今後必ず導入しなければならないもののひとつだと思っています。

まだまだ改善の余地があるということですね。

はい。将来的には、CGIを導入して、より使いやすいページにしていこうと思います。商品紹介ページは、これからも試行錯誤しながら改善していきたいと思います。

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コーディネイトの相談にものりますよ

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この記事の著者

山田 雅彦(ヤマダ マサヒコ)

大学で経営工学を専攻。総合電機メーカー系ソフトハウスに勤務後、フリーのシステムエンジニア、IT系コンサルタントなどを経て、2000年3月に有限会社サーブを設立。 また、買い物情報のクチコミサイト「買物じょうず」の企画・開発...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/12/12 19:15 https://markezine.jp/article/detail/439

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