パーソナライズを実現させるために
──LINEマーケティングツールMicoCloudを導入した経緯を教えてください。
菅原:1to1のコミュニケーションの実現するためにも、まずは1toNのコミュニケーションを深める必要あると思いました。そのためのLINE運用の最適化を考えるうちに、「LINEマーケティングツールを導入しよう」という話になりました。5社ほど製品比較を行った中、MicoCloudに決めました。顧客管理機能、チャットボット、アンケート機能、セグメント配信、Webタグなど、機能が充実していたことが理由です。加えてコンサルティング支援やAPI連携など、ソフト面も充実していることも大きかったです。
菊井:決定的だったのは、ISO認証やプライバシーマークなどを所得し、個人情報を適切に取り扱う体制が整っていたため、グローバルな承認も得やすかったのもポイントでしたね。比較するほどに差が際立って、「MicoCloudしかないな」と思うようになりました。
Micoworks担当者:MicoCloudは、ブランドと生活者が対話をしながら購買行動を促す、マーケティングプラットフォームです。コンバージョン最大化に必要な各種機能が搭載されており、実際の集客からファン化に至るまで一元管理できます。また基幹システムとのAPI連携機能、権限付与、セキュリティー関連の機能も万全です。

仕事応募数は、目標に対し540%達成
──どのようにLINE公式アカウントを活用されたのでしょうか。
菅原:フェーズを2つに分けて進めていきました。今回紹介するのはフェーズ1なのですが、友だちの質を担保しながら新規の友だちの数を増やし、仕事応募を増やしました。MicoCloudのコンサルタントが緻密な戦略を立て、施策の提案を行ってくださるので、予想を上回る成果を実感しています。
Micoworks担当者:今回は、LINE公式アカウントがアデコ様の課題を解決しうるコミュニケーションチャネルなのかを検証する意味もありました。「新規友だち登録→登録者のエンゲージメントを高めてナーチャリングする→派遣会員登録→仕事応募」という各プロセスが、LINEで成立するか実際に試していきました。これらは、無事に目標達成できました。
菅原:最初の2ヵ月はかなり不安でしたね。まず既存の登録者に、LINEの友だち登録を促していったのですが、当初は想定の5%ほどの登録しか集まりませんでした。グローバルや他部署からも心配の声がありました。
しかし、Micoworksさんから「ポイントキャンペーン」をご提案いただきました。応募者の中から当選者を選出する形で、2023年8月にキャンペーンを実施。当選した方へのポイントの付与などの工数を最小限にしつつ、効果が出る施策となりました。
──結果はいかがでしたか。
菅原:直近3ヵ月の成果として、本プロジェクトのKGIである新規会員登録数は、当初目標の120%達成。仕事応募数は同じく当初目標の540%達成と高い成果を創出できています。
ブロック率も少なく、認知と獲得の面での寄与が非常に大きかったです。新たなコミュニケーションチャネルとして、新規および既存の施策に対するアプローチが拡充できると証明されました。
Micoworks担当者:LINEで友だち登録をされていると、会員登録や仕事応募をされなくとも、LINEにプールされ、継続的なアプローチが可能になります。結果的に求職者が会員登録や仕事応募をしたいタイミングでアクションしやすくなります。そこの差分がプラスに働いたと思っています。