ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift(ログリー リフト)」を提供するログリーは、1月24日、「LOGLY Sphere(ログリー スフィア)」の開発を発表した。これにともない、同社はデータプラットフォーム事業を開始する。
LOGLY Sphereは、検索キーワードや行動データなどから購買行動を予測するインテントデータプラットフォーム。同社が有する膨大な広告配信データを統合/分析することで、ユーザーの購買行動・心理を可視化できる。加えて、同社が従来より開発してきた、Cookieを使用しないユーザー属性推定の特許技術や、AIを活用した言語解析技術の利用により、ユーザーの購買心理の変化も可視化が可能。
これにより、同社は、Cookie規制後も継続的にデータを活用したマーケティング施策の実施が可能なサービスの提供を目指す。
なお、同プラットフォームでは個人を特定する個人情報は取り扱わず、ユーザーのプライバシー保護を最優先に考えた上で行動履歴や購買履歴を活用しているという。
今後同社は、データプラットフォームを活用し、新たに事業展開を行う予定。現在BtoC向けの広告ソリューションやBtoB向け業務改善ソリューションの開発を進めている。
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