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6割のユーザーがポッドキャストで聴いた情報を検索/4割が購入経験あり【オトナル・朝日新聞社調査】

 オトナルと朝日新聞社は、生活者のポッドキャスト利用実態調査の概要を「PODCAST REPORT IN JAPAN 第4回ポッドキャスト国内利用実態調査」として公開した。以下、一部内容を紹介する。

15~19歳では約3人に1人、20代では4人に1人がポッドキャストを利用

 まず、ポッドキャストを1ヵ月に1回以上使用する人の割合を調べると、15.7%だった。年代別で見ると15~19歳の利用率は32.8%、20代の利用率は25%となり、それぞれ約3人に1人、4人に1人がアクティブユーザーであることがわかった。

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 複数メディアと比較すると、ポッドキャストの利用率はNetflix・雑誌・Abemaを上回り、TikTokとほぼ同等という結果に。15~29歳においては27.4%で、8位の利用率となった。

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ポッドキャストを利用する頻度、4割近くのユーザーが週3回以上に

 次に、ポッドキャストを聴く頻度と番組数を調査。すると、ユーザー全体の4割近くが週3回以上と答えた。特に15~19歳は、週3回以上が48.0%と他世代の聴取頻度を上回った。定期的に聴いている番組数については、3番組以上聴くユーザーが5割近くを占めた。

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 ポッドキャストユーザーの年齢と性別を聴取すると、6割弱が39歳以下という結果に。性別では男性が過半数を上回った。

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 ポッドキャストを聴く方法(聴く際に使うプラットフォーム)を尋ねると、「Spotify(35.2%)」がトップだった。続いて「Amazon Music(19.8%)」「Webサイト(15.6%)」「Apple Podcast(15.2%)」「YouTube Music(9.3%)」が挙げられた。

 プラットフォームごとの年代傾向としては、SpotifyとYouTube Musicは比較的若年層が多く、Amazon MusicやWebサイト、Apple Podcastは比較的上の年齢層に利用されていた。

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ユーザーの約9割が“ながら時間”にポッドキャストを聴取

 続いて、ポッドキャストを聴くシチュエーションでは「車の運転中(23.8%)」「公共交通機関(23.5%)」「家事中(23.4%)」「歩いている時(23.3%)」「趣味の作業中(22.2%)」がほぼ同スコアで上位に並んだ。またユーザーの87.1%が、何らかの“ながら時間”にポッドキャストを聴いていることがわかった。

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 ポッドキャストを聴く目的について尋ねると、20代は「配信者との距離の近さを楽しむ」、30~40代は「ポッドキャストにしかないコンテンツを楽しむ」と答えた人が多かった。

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6割がポッドキャストで聴いた情報を検索、4割が購入経験あり

 また、ポッドキャストを定期的に5番組以上聴くヘビーユーザーの行動について調査。するとユーザー全体に比べて、音声広告を聴いて感じることの全回答項目で高いスコアとなり、特に「商品やサービスの記憶」「検索意向」「好感度向上」「商品の購入意向/利用意向」は10ポイント以上高い結果だった。

 加えて、ヘビーユーザーはポッドキャスト番組に対して積極的な行動を取る意向が強いことが明らかになった。

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 さらにポッドキャストで聴いた情報に対する行動を調べると、ユーザーの6割以上が一定頻度で検索した経験があると回答。4割以上のユーザーはポッドキャストで聴いた商品を購入したり、その場所に行ったりした経験があることもわかった。

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【調査概要】
実施時期:2023年12月8日(金)~12月9日(土)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国15~69歳の男女(全体調査10,000人、ポッドキャストを月1回以上聴く人への調査800人)

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2024/03/13 08:15 https://markezine.jp/article/detail/45091

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