UBP思考でクリエイティブブリーフを再設計する
これに対してUBP思考でクリエイティブブリーフを設定してみましょう。

現状の消費者パーセプションを確認し、「送り手思考」が通用するかを確認しましょう。おそらく多くの場合、通用しないでしょうし、良い方向へのパーセプションチェンジも容易でないこともわかるでしょう。
消費者に通用するコミュニケーション開発には、ブランドの味方である消費者を見つけることが重要です。そのためにはSNSの活用が不可欠です。
SNSを活用するのは化粧品などの特手のカテゴリーだと思っているマーケターも多いかもしれません。SNSを使ったプロモーションが効果的な対象はそうかもしれませんが、ソーシャルリスニングをはじめ、マーケティングプロセスの重要な部分を確立する材料を集める場として、多くのカテゴリーで力を発揮します。次回は「フリークエンシー理論の破綻」について言及していきます。