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【100号特集】24社に聞く、経営構想におけるマーケティング

苦境から回復、さらには飛躍を目指して。「お客様の実感価値」の解像度を上げるJTBのマーケティング

回復〜成長から、さらなる飛躍へ

──回復〜成長期の締めくくりとなる2024年、回復・成長の兆しは見えていますか?

 皆さんお気づきのとおり、今、世界中から日本に旅行者がいらっしゃっています。コロナ禍前の2019年と比較しても、当時を大きく上回るインバウンド需要が生まれています。国内旅行の需要もほぼコロナ禍前と同等に戻ってきているので、既に兆しは十分に見えています。今後は、日本の皆さんの「海外に行きたい」という思いに対して、背中を押すような施策に力を入れていく考えです。

──では、最後に2025年以降の展望も含めて目標をお聞かせください。

 これまで私たちはJTBとして生み出せる価値に向き合ってきました。2025年度からの飛躍の年を目の前にし、これからはステークホルダーとつながり、共創していくことを意識していきます。

 今の時代、一社でできることは限られます。いろいろな企業や自治体、地域とつながり、関係性を醸成していくことで生まれるものがあると思います。日本の各地域、また世界各国でステークホルダーをつなげ、エコシステムやプラットフォームを創出しながら、交流から生まれる変革を牽引していく。そして、そうした動きをマーケティングで世の中に伝えていくことで、「お客様の実感価値」の解像度を社内外で上げていきたいです。

 最後に、コロナ禍の衝撃を受け、私たちは「世の中の不確実性」というものをダイレクトに体感しました。消費者の行動や考え方、価値観などあらゆるものは日々変わっていきますが、そのような中でも企業はお客様に選ばれ続けなければなりません。選ばれる価値を創造するためには、市場変化に対応し、私たち自身がダイナミックかつスピーディーに変わっていくことが求められます。

 “期待を超える挑戦”をし続けられるブランドであれるよう、マーケティングの観点から企業変革を牽引していきます。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2024/06/20 10:58 https://markezine.jp/article/detail/45409

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