3つのイベントがFriendsの成長ステップに
松田:1~2ヵ月に1度弊社オフィスで主に開催しているKARTE Friends Meetupは、KARTE活用事例の紹介と情報交換の場としてFriendsをお招きしているものです。2部制で、1部はFriendsによる活用事例の発表やプレイドからの機能紹介、2部はFriends同士で交流するプログラムにしています。
松田:KARTEのプロダクト別や、Friendsの業界別、地域別で交流イベントを行うなど、話が盛り上がるように開催コンセプトを工夫しています。Friendsは、この場で得られた事例や知識を社内に持ち帰って共有することで、理解を得られて仕事をしやすくなる面があると思います。
またFriends同士の交流だけでなく、プレイドのメンバーも参加するので、Friendsから直接ご意見をいただきサービス改善につなげる機会にもなっています。
川久保:Friendsのステップとしては、まずはKARTEを使いながら学び、時にチャットサポートで質問をしていただきます。理解が深まったら、イベントレポートやインタビューで他社の活用事例を見て、その上でMeetupに参加して情報交換の場として活用してもらいます。そして取り組みを重ねたら、Meetupでの登壇やインタビューで自社の活用事例を紹介いただき、さらにKARTE CX ConferenceやKARTE Friends THANKS DAYのほか、MarkeZineのようなメディアが主催するイベントに登場するといった流れができています。お仕事をご一緒する中で、Friendsに活躍していただくことが我々としての理想ですね。
コミュニティ運営メンバーの一人であり、『XD MAGAZINE』の編集長も務める
イベントはプレイドの「強み」を教えてもらう場でもある
川久保:コロナ禍になる前の2019年はMeetupだけで17回開催していたのですが、翌年にオンラインに移行したところあまり盛り上がらず、コミュニティ運営チーム自体も一度解散となりました。
Friendsたちとリアルに交流する場がなくなった結果、我々の強みだった密なコミュニケーションをベースにした文化や会社のあり方が弱くなった実感がありました。
基本的に、我々の発想は「顧客にとって何が必要だろう?」と考えることが起点になります。当たり前かもしれませんが、BtoBのサービスにおいては機能そのものではなく、「その機能でこんな課題を解決できた」という顧客体験こそが重要です。つまり、KARTEの価値は実際に活用した顧客の声から生まれると言えます。
その意味で、オフラインのイベントは自社のサービスの価値や強みを教えてもらえる貴重な場です。Friendsが語るサービスの強みは、導入を検討している企業に向けたセールストークとしても強力なため、オフラインのイベントを続ける必要性を感じています。
