介護施設向けソリューション事業を展開するemome(エモミー)は「シニアビジネス オープンイノベーションラボ(通称、SBOIL)」を創設した。
これまで同社は、小田急百貨店やコニカミノルタなど累計約20社と協業し、介護施設をハブとして、高齢者がエンタメや美容などに触れるための取り組みを行ってきた。
SBOILでは、シニア向け事業を開発したい企業とともにPoCを実施し、事業モデル構築、介護施設を通じたマーケティングなどを行う。またパートナー企業を募集し、コミュニティの拡大を図る。
今後、同社が持つ業界ナレッジと介護施設とのネットワークを活かし、異なるアセットを持つ企業と協業。高齢者に届ける価値の向上と、介護施設を最大のシニアマーケティングチャネルにすることを目指す。
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