インストリーム動画広告を強みに、ローカル企業のプロモーションをけん引
──UltraImpression Ad Managerを導入してから、提案の方針やインストリーム動画広告活用に変化はありましたか。
矢野:以前は、大型案件を中心にインストリーム動画広告を追加するご提案を行っていました。しかし2024年度からはテレビCMを出稿している企業などに対し、少額で「試していただく」ご提案をしており、かなりの企業様から引き合いが来ています。
東条:動画広告を流すためには動画素材が必要になりますが、ローカル企業ではその予算が確保できないことが少なくありません。しかしテレビCMなどで、すでに動画素材を持っていれば、試していただくハードルをグッと下げることができます。
またUltraImpression Ad Managerで実施するインストリーム動画広告は、テレビCMに近い感覚なので、今までWeb広告に取り組んでいなかった企業にも利用していただきやすいです。
矢野:ローカル企業では、予算的にゴールデン番組へのテレビCM出稿は難しいことも多いですが、TVerであればそうした番組に出稿ができる点も喜ばれています。テレビ・ラジオCMでは予算的に難しいクライアントも、TVerへの広告配信だけ出稿する企業もあります。
東条:他のWeb広告は複数の出稿をまとめてご提案する場合が多いのですが、UltraImpression Ad Managerを利用したインストリーム動画広告は単体でも売れます。今や弊社の強みとなり、導入したことは非常に良かったと思っています。
広告の可能性を広げ、多様なニーズに応える
──最後に、今後の展望について教えてください。
東条:MRTアドでは、テレビCMのメリットとWeb広告のメリットをうまく掛け合わせて、地域の企業や自治体と連携しながら、より効果的なプロモーションを実施していきたいと考えています。また、UltraImpression Ad Managerを通じてより広域な広告展開をし、クライアントのニーズに応えていくことも目指しています。
2024年7月からはJ SPORTSの配信面が増えましたが、弊社ではスポーツのイベント事業にも携わっているので、今後はそうした案件でも推進していきたいと考えています。
矢野:弊社は営業部とデジタルマーケティング部が同じフロアにあります。なのでお客様の要望に対し、すぐに連携を取って対応しやすいのが強みです。これからもTVerへの広告配信などの動画広告を活用しながらニーズに応えた広告出稿を行い、幅広いクライアントを獲得していきたいです。
小野:UltraImpressionとしては2つあります。1つは、配信面の拡大です。2024年7月からスポーツテレビ局「J SPORTS」と、名古屋のテレビ局主体で運営しているメディア「Locipo」を追加しました。今後も他のメディアと提携し、配信面を増やしていけたらと思っています。
もう1つは、インタラクティブな広告のフォーマットを検討しています。たとえばユーザーにクリックなどのアクションを促しやすい広告フォーマットをつくり、インストリーム動画広告から商品購入や申し込みにつなげられる体験をつくれないかを模索しています。
木村:プロダクト開発としては、市区町村など狭い範囲でのターゲティングや、どういうエリアでどんな配信をされたかという詳細なレポーティングができるようにしたいですね。よりインストリーム広告の可能性を広げる開発を推進できたらと思います。
MRTアドさんをはじめ、利用する方々からの声を反映させながら、たくさん使っていただけるプロダクトにしていきたいです。
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