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LINEは「第2のショールーム」。アウディジャパン販売が実現する、最適な顧客コミュニケーションとは

友だち追加数が1万人を突破!効果的なコミュニケーションを実現

MZ:LINEを活用した施策の成果を教えてください。

海老原:当社ではLINEはもちろん、リアル・オンラインを含めて、様々な媒体を活用して複合的な顧客コミュニケーションを取ってきました。その中で、来店回数や車両の販売台数の増加などのKPIを達成してきましたが、LINEはその一因に確実になっていると実感します。

 たとえば、音楽イベントやツーリングなど、顧客向けに様々なイベントを定期的に行っていますが、LINEでイベント告知を配信するとすぐに申し込みをしてくれる方が多くいらっしゃいます。今ではLINEをメールに次ぐチャネルとして確立できましたし、顧客の反応をよりダイレクトに感じられると思いますね。

池田:アウディジャパン販売様は、LINE施策が成熟しメルマガのフォローアップ体制が整ってきた段階です。友だち数が1万人を超えており、自動車販売業界でも頭一つ抜けている印象です。さらに、友だち数の拡大によってデータも蓄積されてきました。今後は、このデータを活用した新たな施策も視野に入ってくるでしょう。

岩﨑:見込顧客および既納顧客や、今車が欲しい人、数年先に欲しい人など、顧客の状況に即したタイミングで効果的な訴求が実現できていることも大きな成果です。今後はこのようなデータ活用の幅を広げていくことも、LINE施策のポイントだと思います。

データ基盤が整い、さらなるLINE活用へ

MZ:最後に、今後の展望をお聞かせください。

海老原:現在は、EV(電気自動車)の販売におけるマーケティングに注力しています。アーリーアダプター層への接点を増やしていきつつ、より多くの方にすそ野を広げていきたいです。そのためにも、顧客に向けてLINEを中心としたアプローチを一層充実させていきたいですね。

岩﨑:LINEは国内ユーザーが非常に多く、友だち追加がボタン一つでできるため、利用ハードルが低いツールです。この利点を活かし、顧客とのリレーションシップ構築やコミュニケーション促進につなげていきたいと考えます。

 また、自動車販売業界にとって、車両オーナーと担当セールスのつながりは非常に重要です。このつながりを深めるためにも、店舗ごとの独自キャンペーンの告知を適切なタイミングで配信し、よりCRM活動の最適化に努めていきたいと思います。

池田:これまでの取り組みで、アウディジャパン販売様ではデータを活用できる基盤が整ってきました。今後はLINEをより活用し、スポットだけでなく全体的なコミュニケーションまでつなげていきたいですね。

 電通デジタルでは、様々なデジタルコンテンツ制作からデータ活用、施策の提案まで一気通貫で支援を行っています。オフラインを含めた統合的な支援を今後も行っていきたいと思います。

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この記事の著者

太田 祐一(オオタ ユウイチ)

 日本大学芸術学部放送学科を中退後、脚本家を目指すも挫折。その後、住宅関係、金属関係の業界紙での新聞記者を経て、コロナ禍の2020年にフリーライターとして独立。現在は、IT関係を中心に様々な媒体で取材・記事執筆活動を行っています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社電通デジタル

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/09/30 10:30 https://markezine.jp/article/detail/46641

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