企業のブランディング活動を支援するパブリックグッドは、首都圏の一般生活者を対象に行った「ブランド・エンゲージメントとメディア利用」に関する調査結果の一部を公開した。
全体の4人に1人が「パーパスに共感する企業やブランドがある」
まず、「パーパス」という言葉の認知度を調査。結果、約45%が「知っている」と回答した。意味まで理解している人は全体の22%となった。
パーパスの定義を提示した上で、「パーパスに共感する企業やブランドがあるか」と質問すると、約24%が「ある」と回答した。
パーパスに関する情報源は「テレビ番組」「ブランドの公式サイト」
また、企業やブランドのパーパスに関する情報収集について尋ねると、全体の70%以上が何らかのメディアでパーパスに関わる情報収集をしていた。メディア別の内訳は、1位が「テレビ番組(15.6%)」、2位が「ブランドの公式サイト(14.6%)」、3位が「新聞記事(11.4%)」、4位が「ニュース配信サービス(8.9%)」、5位が「雑誌記事(8.8%)だった。
【調査概要】
調査主体:パブリックグッド
調査プラットフォーム:Freeasy
・調査1(スクリーニング調査)
調査期間:2024年4月30日(火)~5月2日(木)
調査対象:1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)に住む20代~60代の男女5,000名(男性2,200名、女性2,800名)
※内訳は20代が男性375名/女性500名、30代が男性375名/女性500名、40代が男性400名/女性600名、50代が男性550名/女性600名、60代が男性500名/女性600名
・調査2(本調査)
調査期間:2024年5月2日(木)~5月13日(月)
調査対象:1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)に住む20代~60代
【対象者A】男女495人(男性250名・女性245名)※スクリーニング調査で、「パーパス」という言葉を「知っている」or「聞いたことがある」かつパーパスに共感しているブランドが「ある」と回答した人
【対象者B】男女500名(男性250名・女性250名)※スクリーニング調査で、「パーパス」という言葉を「知らない」と回答した人
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