大日本印刷株式会(以下、DNP)とArs Electronica Futurelabは、9月3日、「XRコミュニケーション事業の未来」をテーマに新たなサービス創出のプロジェクトを開始する。
Ars Electronica Futurelabは、オーストリアのリンツが拠点のクリエイティブ機関Ars ElectronicaのR&D部門。アーティストや科学者からなる国際的・学際的なチームが、未来について研究している。
今回開始する共同プロジェクトでは、アート思考を取り入れ、XR技術を活用した事業モデルの探究や、新たな価値を提供するサービスの開発を進める。
同取り組みにともない、2024年9月にリンツで開催するメディア・アートの祭典「Ars Electronica Festival 2024」で、来場者や専門家とともに未来社会について意見交換を行うプログラムを開催。両社は、同プログラムで得られた社会的な視点に基に、XRコミュニケーション関連のプロトタイプの開発を目指す。
今後DNPは、同プロジェクトを通じて、XR技術が産業・社会に与える影響などを踏まえ、グローバルな視点でのサービス開発を目指す。
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