サッポロホールディングスは、9月13日、同社グループが持つ店舗や商業施設などの拠点を活用し、銀座エリア店舗のインバウンドへのアプローチ強化支援を目的とした、店舗情報サイトの実証実験を開始した。
同実証実験は、109言語に対応できるインバウンド向けの情報サイトを立ち上げ、店舗情報やその日に銀座エリアで開催されるイベントなどの情報やクーポンを配信するもの。同サイトで収集するページ閲覧データをもとに属性ごとの傾向を分析し、各店舗のマーケティングで活用することにより店舗の集客や認知度向上を図る。
実施期間は、2024年9月13日~12月25日を予定しており、同サイトは同社グループが運営するレストランや商業施設でのサイネージ掲出や専用ショップカードの配布を通じて周知していく。また、検証期間は2024年内を予定しており、検証結果をもとに今後のサービス展開の方向性を検討する予定だ。
【関連記事】
・unbot、ファーウェイ(HUAWEI)と連携しインバウンド広告メニュー「Petal Ads」を開始
・LIVE BOARDとニューステクノロジー、インバウンド向けプランを提供開始 訪日客に効率的にリーチ
・データワイズ、人流分析サービスのインバウンド版のリリースを決定 NAVITIMEのデータを活用
・unerry、インバウンドマーケティングのサービスを開始 訪日旅行者の移動を可視化し、広告を配信
・電通ライブとラグジュリーク、共同プロジェクトチームを発足 インバウンド市場のニーズへの対応を目指す