企業の検索行動からわかるニーズに基づく営業手法「インテントセールス」を実現するSaaS「Sales Marker（セールスマーカー）」を開発・提供するSales Markerは、タクシーメディア「TOKYO PRIME」を運営するIRISとの協業を発表した。

　同協業により、Sales MarkerとTOKYO PRIMEを同時に活用できる連携プランを提供。企業は、広告出稿を通じて自社の認知拡大やターゲット企業へのインテント（顧客のニーズ）を醸成しながら、適切なタイミングや訴求軸で顧客へのアプローチが可能となる。

　連携プランでは、タクシー広告への出稿を通じて、自社や自社のサービスカテゴリーに関するキーワードの検索数を増加させるサポートを行う。さらにSales Markerを併用することで、ターゲット企業のインテントスコアの向上を分析し、認知広告の定量的な評価を実現する。

　合わせて、フィンテック企業Yoiiが提供するレベニュー・ベースド・ファイナンス（RBF）のプラットフォーム「Yoii Fuel」を活用した資金調達支援が受けられる連携プラン「TOKYO PRIME × Sales Marker 連携プラン with Yoii」の提供も始める。Yoiiとの連携体制を構築することで、より多くの企業が顧客起点の持続的な事業成長モデルを確立できるよう支援していく。

【関連記事】
・Sales Markerとオリックスグループ、業務提携契約を締結　インテントセールスの浸透を目指す
・「Ask One」「Sales Marker」が連携　インテントデータ活用で顧客に合わせた対応を実現
・Sales Markerとゼンフォース、事業戦略パートナーシップを締結　BtoBマーケ支援を推進
・TOKYO PRIMEとSPORTS BULL、コンテンツ連携を開始　7万台のタクシーで視聴可能
・講談社が「OTAKAD」を「Tokyo Prime」と連携　制作した動画広告をタクシーで配信可能に