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マクロミル、ブランディング施策における投資対効果の検証に特化したMMMサービスの提供を開始

 マクロミルは、マーケティング施策における短期的な売り上げ向上施策と長期的なブランディング施策の効果を同列に定量化して捉える、MMM(マーケティング・ミックス・モデリング)サービス「Brand Dynamics Modeling」の提供を開始した。

 同サービスは、ブランドに対する顧客の認知や想起、購入意向などの意識データ(ブランディング指標)を活用し、各施策の中長期的な効果を可視化。データ取得から意思決定まで一気通貫で支援する、ブランディング施策の投資対効果検証に特化したMMMサービスとなる。

 ブランディング指標を高頻度で取得し中間指標として分析するため、短期的な販売促進を目的とした施策と中長期的なブランディング施策を、同列に評価することが可能に。これにより、顧客企業の中長期的なマーケティング施策の投資効果の可視化やメディア戦略の最適化、マーケティングROI(マーケティング活動による投資収益率)の向上を支援していく。

従来のMMMとの違い
従来のMMMとの違い

 なおブランディング指標の取得においては、マクロミルの「リアルタイム調査」を活用し、アンケートを自動配信。ブランディング指標をトラッキングし、蓄積していく。また、同社のデータアセットを活用することで、MMMに必要な外部環境データや市場データも収集する。購買サイクルの長い商材や、意思決定までにタイムラグのあるBtoB商材の分析も可能だ。

 今後はMMMの実施に必要なデータの拡充に向け、企業との戦略的パートナーシップを積極的に推進し、企業のスムーズなMMMの導入を支援していく。さらに、顧客セグメント別の投資効果の分析や、ブランド資産価値に基づくベースラインの予測分析による、ビジネス目標の到達に必要な投資プランの分析機能の追加開発も予定している。

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2024/10/02 07:45 https://markezine.jp/article/detail/47109

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