博報堂DYメディアパートナーズ(以下、博報堂DYMP)は、同社が提唱する広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS(Advertising as a Service)」を、日本テレビ放送網(以下、日本テレビ)が開発中のアドプラットフォーム「アドリーチマックス プラットフォーム(AdRMプラットフォーム)」とAPI連携を行う予定であると発表した。
同取り組みでは、「AdRM-API」を通じてAaaSとAdRMプラットフォームをオンラインで接続。放映直前の広告クリエイティブ差し替えをはじめとする、テレビスポット運用のトライアルを2025年4月から開始する。
これにより、素材やブランドごとの放映枠をリアルタイムに運用できる。AaaSでキャンペーン期間中に各素材の効率を可視化し効率の良い素材へ即時に差し替えることや、各素材の目標KPIに対する進捗を基にオンエア量を寄せることで目標出稿量に向けて平準化することも可能となる。
また今後の機能拡充によって、データやAIを活用したダイナミックな広告枠の運用も可能となる予定だ。
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