クロス・マーケティングのグループ会社であるエクスクリエは12月16日、全国の15歳~60代の男女を対象に実施した「生活実態に関する調査結果」を発表した。
20代の約5割が、週1回以上はお酒をともなわない外食を行う
まず、飲酒をともなわない外食の頻度を調査した。その結果、直近3ヵ月で週1回以上と回答した人は、全体の35%となった。年代別では20代が最も高く、週1回以上の人は47.5%となった。
外食先としては「ファーストフード店」が最も利用頻度が高く、全体で42.8%に。他にも僅差で「ファミリーレストラン」が40.7%、「寿司店・回転寿司店」が39.5%と続いた。年代別で見ると、60代では「ファーストフード店」が21.7%と全体よりも20ptほど低い結果に。代わりに「うどん屋・そば屋」の利用率が41.4%で1位となった。
デリバリー利用が最も多いのは「ピザ」。他よりも20pt以上高い結果に
次に、直近3ヵ月で利用したデリバリーについても調べたところ、全体では「ピザ」が最も高く46.7%だった。これは性別ごとに見ても同様で、男女とも46%程度となった。
また、年代別に見てみても、10代と20代では30%台、30代以上はどの年代も50%以上を記録しており、ピザが他のデリバリーと20pt以上の差をつけて一番利用されていた結果となった。
60代の6割超がSNSで「ニュースや時事情報」をチェック
最後に、普段からのSNSの利用状況を尋ねた。その結果、普段SNSを利用すると回答した人は全体の88.2%に上った。利用していると回答した人に対して、SNSでチェックしている情報について聞いたところ、「趣味や興味に関する情報」と回答した人が全体で45.2%となり1位に。そして僅差で「ニュースや時事情報」が44.2%となった。
年代別に見ると、10代では「ニュースや時事情報」が27.9%であるのに対し、60代では60.7%と全体よりも高く、高年齢層もSNSを活用してニュースをチェックしていることが読み取れた。また30代は「キャンペーン・セール情報」が25.6%と他の年代よりも10pt近く高い結果となった。
【調査概要】
対象:全国の15歳~60代の男女
有効回答数:1,200人
調査期間:2024年11月8日(金)~2024年11月9日(土)
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