CX改善プラットフォームを提供するSprocketは、サテライトCDP「Sprocket DataStudio」の新機能として、「セグメント適性スコア(α版)」の提供を開始した。
同機能は、既存施策のデータから、これから取り組もうとする施策への顧客別の適性度を0~1,000のスコアとして算出。年齢、性別、閲覧履歴、購買履歴などのデータを基に、施策効果が高いセグメント条件を検証し、生成AIが最適なセグメントについて解説する。
開発の背景には、部署間でのメール・LINE配信の錯綜による開封率低下や、効果検証・改善サイクルのリソース不足など、企業のマーケティング課題がある。同機能により、データに基づく効率的なターゲティングが可能になるという。
具体的な活用シーンとして、Web接客施策の最適化や、メール・LINE配信の効率化、キャンペーン施策の精緻化などを想定。スケジュール指定や定期的な効果検証も可能で、トレンドに合わせた継続的な改善が容易になる。
なお、同機能はα版として提供を開始しており、Sprocket DataStudioの利用企業は追加費用なしで利用できる。
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