グーグルのCSSは?
最後に、グーグルのアルゴリズム(順位付けルール)開発担当のエンジニアであるMatt Cuttsのブログ(Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO)のCSSには、下記のようにフォントサイズが設定されていることを紹介しておこう。
body {
font-size: 78%;
}
h1, h2 {
font-size: 1.4em;
}

さらに、グーグルの公式ブログのCSSでは「display:none」があって、隠し文字?の仕掛けがあったりもする。まさか、身内だけはペナルティから除外しているとでもいうのだろうか?
h1は文書構造の中で正しく使うことが前提
ともかく、見える・見えない、大きい・小さいなどの「視覚的」表現については、例えば、検索エンジンのスタッフが念のため目で確認した時に、「これはひどい!」と思われるようなことをやっていない限り、ペナルティはまずないと思っていいだろう。
h1とは「大見出し」であり、「中見出し(h2)」や「小見出し(h3)」、「段落(p)」という論理的な文書構造が前提としてあって、そこではじめて使う意味がある。見栄えにばかりに気を回すのでなく、HTMLの構造にも目を向けることが重要なのである。